異例だった2020年の吉野山の桜(その2)

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異例だった2020年の吉野山の桜(その1) の続きです。


吉水神社から見上げる「一目千本」で知られる絶景です。例年だと最前列で見るためには人垣の後でしばらく順番待ちをしなければなりませんが、今年は、この場所にも数人しか立っておらず、待たずに眺めることができました。

朝6時から金峯山寺蔵王堂(上の写真の左)で行われる朝座勤行にも参加させて頂きました。今年は参加者も少ないようで、この日の朝は5名ほどでしたが、感染症対策でお経を書いた冊子は渡されず、間隔を2mずつ開けて座るようになっていました。もちろん「新型コロナウイルス、疫病退散」についても唱えられました。

蔵王堂のご本尊である三体の蔵王大権現像は、何度見ても迫力ありますが、写真を撮ることはできないので蔵王権現玩駄無(ガンダム:上の写真の右)で(^^)… このフィギュアは、近くの葛餅屋さんで見られるので、もし行く機会があったら探してみてくださいね。


そのお店の名物「葛もち・葛きりの実演」も自粛されています。格子の隙間から作っているところが少し見えるほか、YOUTUBEでも実演が公開されています。実演見学は無しですが、例年通り当日の予約が取れれば店内で葛もち、葛きりを頂くことはできました。

あと、ここのお店とは違いますが、TVで「売れ残った葛餅」が放映されていたお土産の葛餅もいくつか購入させて頂きました。


そして夜は、今年も鹿肉や山菜、ゴマ豆腐などの味覚を楽しませて頂きました。


下千本では夜のライトアップも行われていましたが、光が強すぎて綺麗に撮るのは難しいですね。上の写真は、何年か前に閉められた老舗旅館とその横の桜です。特別ライトアップされているわけでは無く、月明りと街灯などでわずかに照らされているだけですが、このくらいの光量の方が綺麗に写せますよ。月明りで空が明るいですが、オリオン座やシリウスがバックに入りました。

吉野山は桜の季節ばかりが有名ですが、夏の新緑、秋の紅葉や雲海、冬の雪景色も魅力的です。騒動が収まったら是非お出かけくださいね。

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